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【タイ就職マニュアル】書類選考を突破できる履歴書とは?

リョータ
アジラボ編集長/Co-Founder リョータ

タイ/バンコク在住。自身の海外就職・移住の経験をもとに「海外で生きる日本人がもっと輝ける世界」を実現するために、アジラボを立ち上げる。キャリアコンサルタント(アジア)←元戦略コンサル(タイ/ベトナム)←新卒NTT(インド駐在)

今日は、タイ就職実現の可能性を高めるために、「書類選考を突破できる履歴書の書き方」についてお話しします。

まず、ポイントとして「タイの転職市場では、書類審査の通過率が日本より低い」ことを知っておきましょう。

なぜかというと、タイや海外での就職において、日本人の採用ポジションは限られていて、1~2名程度の採用枠の求人案件がほとんどだからです。ただ、タイに住みたい日本人はたくさんおり、そもそも枠の少ない求人に応募が殺到し、競争率が高くなってくるからです。

日本に比べて、応募できる企業数ももちろん少ないので、1件1件の書類選考突破率をあげることがタイ就職において重要になります。

【タイ就職】書類選考突破の確立をあげるには?

では、具体的に説明していきます。まず大きく、最低限必要な書類は2種類です。

①「履歴書」
②「職務経歴書」

※これに加え、企業によっては英文レジュメも必要になります(外資系や、タイ人の採用担当者の場合など)。

多くの場合、企業の採用担当が書類選考を進める時には、

「履歴書で学歴や職歴などの基礎情報を見て、職務経歴書で具体的な経験やスキルをみる」

といった流れになることが多いです。

要するに、書く上では、

  • 履歴書は、「マイナスポイントを払拭する」
  • 職務経歴書は、「活躍できることを証明する」

といったポイントが重要になってきます。

履歴書の書き方

【ポイント】履歴書は減点方式なので懸念点を消すことを意識する

<履歴書の減点ポイント>

  • 短期離職(海外の場合・日本と比べて短期離職のケースは多いと思います)
  • きちんとした日本語が使えていない、誤字脱字が多い
  • 写真が適当に撮られたもの(これも非常に多いです)

海外だと細かいところは、気にしないんじゃないの?と思われる方が多いと思います。実際、気にしていない求職者の方も多いです。

しかし、それは大きな間違いです。

日本人の几帳面な部分や、相手のことを尊重できる等、海外での仕事はより「日本人らしさを求められる」からこそ日本人の求人を出しているので、履歴書・職務経歴書はより丁寧に作ることが、実は書類選考率を大きく上げるポイントになります。

※ちなみに海外就職の場合、「短期離職した・転職回数が多いのですがどう書けばいいですか?」という質問をいただくこともよくあります。

これは備考欄に「なぜ短期離職したのかを記載すること」が対策として有効です。会社のせいにしない、「なんで?」と思わせないことを意識しましょう。

例)短期離職が多い場合も、短期離職を望んでないことを記載するなど

” 前職の職場は、経営陣との方向性の違いもあり、短い期間での退職になりました。今回の転職活動では、末永く働ける環境を求めていますので、実務内容だけでなく、会社の方向性もしっかりと判断した上で、転職したいと思っています ”

職務経歴書の書き方

【ポイント】志望企業が、どんな人材を欲しがっているかを把握し、相手の立場に立って書く

自己満足の経歴書になっていないか?チェックするようにしましょう。

  1. どんなポジションの採用で、どんな能力を求められているのかを考え記載すること
  2. 採用側が理解しやすく書くこと

これをしっかり意識するだけでも、自分が未経験の職種・ポジションでも書類選考率はUPすることが多いです。

アジラボメンバーの所属するアデコタイランドでは、志望企業に合わせて履歴書や職務経歴書を最適に書けるようなサポートもしています。

「通過率アップを狙うためにしっかりしたものを書きたい」という方はぜひお問い合わせください(記事の下のLINE、Twitterからお問い合わせください)

書類選考を突破できる書類を書くには?まとめ

書類選考を突破できる書類を書くためには、以下の情報が必要になってきます。

  • 企業の情報
  • ポイントを押さえて書くライティングスキル

そうはいっても、最初から自分で完璧に情報とって書ける人なんてほぼいないと言ってもいいと思います。

それは能力がないとかではなく、なかなか書く機会がないので、仕方ないですね。

だったら日頃からそれをしてるエージェントに頼っちゃうのが手っ取り早いでしょう。履歴書やレジュメを書くのが苦手!どこの転職エージェントがいいの?などタイ就職に関してのお悩みの方は、SNSなどでお気軽にご相談下さいね。


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