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【海外在住者の婚活事情②】婚活アプリで結婚!? タイ在住の旦那さんと、遠距離恋愛を実らせた秘密に迫る!

リョータ
アジラボ編集長/Co-Founder リョータ

タイ/バンコク在住。自身の海外就職・移住の経験をもとに「海外で生きる日本人がもっと輝ける世界」を実現するために、アジラボを立ち上げる。キャリアコンサルタント(アジア)←元戦略コンサル(タイ/ベトナム)←新卒NTT(インド駐在)

サワディーカップ、アジラボのリョータ(@ryota_asia)です。

この特集では悩める海外在住独身者を少しでも救おうということで、前回「タイ在住ながら、婚活アプリを使って日本在住の女性と結婚まで至った男性のサクセスストーリー」を取り上げました。


「海外在住者が婚活アプリをやるメリット」「遠距離恋愛成就の秘訣」などなど色々聞いてきたわけですが、今回はその第二弾ということで、奥様にご登場いただきます!

日本にいながら海外在住の旦那さんと出会い、結婚まで至った経緯について、奥様目線でお伺いしていきます。

<まずは旦那さんのインタビューを読んでくださいね!>

【海外在住者の婚活事情】婚活アプリで結婚!?タイと日本の遠距離恋愛を実らせたヒミツに迫る!

 ー さぁ、満を持してのご登場です。れいなさんです!(パチパチパチパチ)

ちょっと、ハードル上げないでください笑


 ー すいませんつい笑 いやですね、旦那さんのインタビューが参考になる内容ばかりで、しかもお二人のストーリーがとても素敵だったので。これは奥さんの話も是非聞きたい!ってことでお願いしました。
読者の方々からも、「第二弾の奥さんバージョン楽しみにしてる」って反響をいただいたんですよ。

   

そんな大したこと語れるかわからないですが。。

夫も言っていたと思うんですが、私たちは婚活アプリで出会ったことは隠すことなく、むしろ誰かの役に立てるのであれば積極的に発信していこうと思っているので、私でよければなんでも聞いてください。

 ー 夫婦揃って快く取材を受けてくれるってなんて素敵なんだ。。。では遠慮なく色々聞かせてもらいますよ!

まさか海外在住の人と結婚するなんて思ってもいなかった

当初は現実味がなかったが、響いたのは「本気度」、「誠実さ」


 ー そもそもなんですが、婚活アプリに登録している男性の大半は日本在住かと思うのですが、なぜタイ在住の方とやりとりすることになったんですか?

はい、まさか海外在住の方とやりとりをするなんて想像もしていなかったので、最初は「なんとなく面白い人」くらいにしか思ってなかったんですよ。友人には冗談交じりで「タイ人とやりとりしてる」って言ってたくらいですから(笑)


 ー (笑) そんな遠距離という障壁があるにもかかわらずやりとりが続いたのはどうしてなんですかね?

もちろん前提として、プロフィールの内容や、何通かやりとりする中で、人としていいなぁとは思っていました。

ただよくよく考えてみると、海外在住なのにわざわざ真剣にアプリをやる時点で、「この人真剣に婚活してるんだな」と思ったんです

というのも、婚活アプリといえど真剣度は意外と人それぞれだし、中には遊び感覚の方もいると聞いたこともあります。。。

そういった意味では、日本にいる方と比べても、余計に信ぴょう性や誠実さを感じたというのはあります。


 ー なるほど確かにそういう考え方もありますね。本気で婚活していなかったらわざわざ会えるかもわからない人とやりとりをしようなんて思わないですもんね。

はい、お互いに人として惹かれれば、最終的に距離は関係ないんだと自分自身の経験でわかりました。


 ー !!(海外在住の独身男性の皆さん、これは朗報です←)


結婚まで踏み切れたのは、「人生のタイミングが重なったこと」と「制約条件があったこと」


 ー とまぁ、海外在住であってもチャンスはあるというか、距離よりも「人柄」や「結婚に対する真剣度」の方が大事なんだとなんだか勝手に勇気が湧きました!
お付き合いに至るまでの過程は旦那氏へのインタビューでもたっぷり聞いたので、「結婚」「移住」に踏み切るまでのことを中心に聞かせてください。


【タイミング】仕事面でも、ちょうど節目/次のステップについて考える時期だった


 ー ちなみに日本にいた当時は、仕事とかプライベートはどんな感じだったんですか?

私は以前から、基本的には家庭ができてもできる限り仕事はしていきたいと思っていました。

ただ一方でその時は、この仕事をずっとしていきたい!と言えるほどのものは特になかったんです。

当時は院卒からの新卒3年目で28歳、前職は、働いている人や会社の理念に魅力を感じて入社しましたが、今後のキャリアや人生についても考えてみると、「この会社でずっと働いていたいのか?」とか、「他業界に挑戦するのであれば、今のうちではないか?」などと、モヤモヤ考えていました。


 ー 色々考えるお年頃だったわけですね。

はい。転職することも念頭に、アンテナを張って情報収集もしてみたのですが、結局軸や目的がはっきりしていなかったので、転職しても人生が大きく変わるわけではないと悟ったんです。

そこで少し考え方を変えて、軸がないからこそ、「仕事を変えることで現状を変えようとするだけではなく、もっと人生という広い視野で何かを変えるのもありなのではないか」という風に考えたんです。

女性としては周りも結婚し始める時期なので、婚活についてもとりあえず動くことが大事だと思い、その一つが婚活アプリだったんです。


 ー なるほど。。30歳手前って仕事も人生も複合的に考えることが出てくる頃ですもんね。


【制約条件】遠距離という制約があるからこそ、関係を縮められた


 ー で、徐々に距離を縮めてお付き合い、ゆくゆくは結婚に至るわけですが、遠距離でもうまく進むコツってあるんですか?

振り返ると、遠距離という制約があるからこそ、早く進んだ・決めていけたというのはあると思います。

近くにいたらこんなに早く進まなかったかもしれないですね。


 ー なるほど。具体的にどうやって距離を縮める努力をしたんですか?旦那氏は自分から相手に合わせるように努力したって言ってましたけど。

お互い結婚前提でお付き合いしたので、お互いが回り道せず共通のゴール(結婚)に向かって進んでいけたのかなぁと思います。

というのも、もし結婚するとなると彼の任期がまだ数年あることもあり、どちらかというと私が彼に合わせて生活を変えていく必要があることはわかっていました。

なので、私自身は「結婚に向けた整理/準備を進める」、彼は「(私の)状況やスケジュールを理解する」というお互いの協力が必要でした。

 ー この準備というのは基本的には仕事ですか?

そうですね。

もし仕事を辞めるなら、自分でもしっかり納得し、周囲に迷惑がかからないよう気持ちよくやめたいという思いが強くありました。

例えば、タイに移る半年前には退職のめどを立てておきたいと思い、彼にも結婚の意思や時期をはっきりしてもらう必要はありました。

もちろん、彼もしっかり考えてくれているのはよくわかっていたからこそ、変にプレッシャーをかけたり、重くならないようにはしましたね、、、(笑)

多少気は遣いながら自分の状況を伝え、方向性を確認しあうようには意識しました。

自分で決めたことだからこそ、精一杯タイでの生活を楽しみ、糧にしていきたい

一時的にキャリアをストップすることへの違和感も、ポジティブに変換した


 ー 実際にタイ移住に至るまでの過程で、どんなことを考えたました?悩みや不安は当然あったと思うのですが。

もちろん一時的にキャリアをストップするわけですから、その不安もありましたね。

大学院まで進みましたが、結婚に伴い退職。

「私のキャリアを応援し続けてくれた両親は、この選択をどう感じるんだろう?」とも考えました。

でも考えた結果行き着いたのは、自分のタイプ的に、環境を変えることはいいことだと思ったんです。

なるべく年齢の若く吸収力のあるうちに、新たな環境に身を置いてみる

色々試してみる中で、考えて、見えてくるものがあると思って。

という感じで、決めるまでは結構悩むんですが、一回決めたら割とブレない性格なので。(まぁもし違うなって思ったら、その時また考えます!笑)


 ー そういうポジティブで楽観的なところはまさに海外向きですね(笑) 最後に、まだ来たばかりで先のことははっきりわからないかもしれないですが、どんな風にタイ生活を過ごしていきたいっていうのはありますか?

まずは夫婦二人で仲良く、楽しく生活していきます!

その上で私自身として意識しているのは、目の前のことを思いっきり楽しむこと。海外に住むチャンスなんてそうあるわけではないですから。

あとは、このチャンスを無駄にしないように、今だからこそできることをしっかりやっていきたい。

だから一歩目として、生活記録をしっかり残していこうと思い、ブログをやってみることにしました。

来てからまだ間もないですが、家の周辺のカフェはだいぶ開拓したと思います(笑)


 ー おぉ、行動が速い!今後の活動も楽しみですね。


れいなさんのブログはこちら >> たけまるのタイ散歩日記

タイでの生活日記を始め、旦那さんとの馴れ初めについてもより詳しく書いてあるので、もっと知りたいという方はぜひチェックしてみてくださいね!

取材を終えて


いかがだったでしょうか?

今回この幸せそうな新婚夫婦に話を聞いてみて、「遠距離」を理由に可能性を最初から制限してしまいがちだけど、実は大きな問題ではないのかも?と思いました。

当たり前かもしれないですが、「お互いのフィーリング」「結婚をどれだけ真剣に考えているか」という方がずっと大事なのだなぁと。

ということで、この新婚夫婦に私編集長の婚活を全面サポートいただけることになったので(笑)、今年は婚活を真剣に頑張ります!

(誰かいい人いたら紹介してください)