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【海外資産運用】タイ・海外在住者の将来のお金について①(年金・保険)

この記事のポイント

  • 海外在住者が資金計画を真剣に考えなければいけないのは、日本在住者に比べもらえる年金が圧倒的に少ないから
  • 「念願の海外で働いていることだけで満足」、「今は収入が少ないから」と問題を先延ばししていませんか?
  • 明確な目的や目標の積立額が固まっていなくても大丈夫。まずはスタートすることが大事!
  • 海外にいる今だからこそ享受できるメリットがある


アジラボ編集長のリョータ(@ryota_asia)です。

今回は海外在住者にとって非常に大事な「お金・資産運用」についてです。

というのも、海外で生きていく上で「仕事/キャリア」、「お金」、「パートナー/結婚」これらは三大要素だと思うんです。

しかし編集長の僕自身も恥ずかしながら今まで「お金の問題」について全然ちゃんと考えてこなかったんですが、30歳を過ぎた最近、やっと危機感を覚えるようになってきました。。。

そこで今日は、そんな自分に喝を入れるために勇気を振り絞って行動を起こし、早速プロの方に話を聞きにいって来ました!

グサっとくる言葉をたくさんいただきましたが、、、おかげでやっとしっかりお金のことに向き合っていく準備ができた気がします。

【シリーズ】海外在住者のための資産運用講座

①【導入編】「念願の海外で働けていることに満足」と問題を先延ばししていませんか?

【検討編】本格検討を進める上で知っておくべきポイントとは?

今回お話をお伺いした方

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奈良 静香さん

1985年生まれ。秋田県出身。同志社大学文学部卒業。現在クアラルンプール在住。

2008.4 三菱UFJ銀行にて約10年半、シニア・ファイナンシャル・プランナーとして、リテール部門の個人取引全般を担当(資産運用・融資・相続など…)

2018.9 Questor Capital入社。主にタイの日本人向けコンサルタントとして、隔週でバンコクに滞在。

2020.1同社タイオフィスのCountry Managerに就任。

【編集長の情報】

今回の相談者(編集長)の情報

  • 31歳/男性/独身/外資系人材会社勤務
  • 目的:家族ができた時(中期10~15年)、老後の資金(長期:~25年)
  • 日本で国民年金は一応払っているけど、払い続けようか迷っている
  • なので、まずは少額からハードルを下げて資産運用を始めたい

さぁ、今日はちゃんと向き合いますよ


 ー 僕は今31歳で、20代は特にお金のことについて真剣に考えてなかったんですよ。ずっと海外にいるかもわからなかったし。でもある程度海外でやっていこうと方向性も定まってきて。これから結婚や子育て、更には老後の資金についてなんかも漠然と考えるようになってきた感じです。

奈良さん:

素晴らしいですね。まずはそういった自発的な問題意識を持つことが第一歩だと思います。

特に海外在住の方は日本の方よりもお金のことを真剣に考えていく必要があります。

でも、実態としては「念願の海外で働いているだけで満足」と、この問題に気づいていなかったり、「給与が少ないから、貯蓄をする余裕が無い」と問題を先送りにされている方も多いです。


 ー グサッときますね。それまさに20代の頃の僕じゃないですか。。。

奈良さん:

今からでも大丈夫ですよ!出来ることから少しずつ始めていきましょう。


 ー 今日はそれで早速僕の資産運用計画について色々アドバイスいただきたいのですが、僕と同じように海外在住で、資産運用について考えていて何となく必要性は感じてるものの、”実際何をきっかけにどう動けばいいかわからない人” って多いと思うんですよ。だから、もう素人の僕の状況を全部さらけ出して、初心者の役に立つコンテンツにしちゃえ!と思ったんです。

奈良さん:

私も色々お伝えしていきたいので、ぜひご協力させてください!

そもそも海外在住者が資産運用について考える必要があるのはなぜ?

海外在住者は、もらえる年金が圧倒的に少ないから


 ー 最近ですね、国民年金も当てになるかわからないし、もう払い続けるのをやめようかどうか迷ってたところです。海外在住者は特に考えなきゃいけないっていうのは、やっぱりもらえる年金が。。。ってことですよね? 

奈良さん:

その通りです。海外で現地採用として働いている方は、駐在員や日本の会社員に比べて、将来もらえる年金額が圧倒的に少ないです

日本で勤務されていた期間が短い方は受給できる額に限りがありますし、そもそも日本の年金制度自体が少子高齢化の影響で先細りです。

仮に日本で満額納めている方であっても、現在と同じ水準の年金額を65歳から受給できるかはわかりません。


 
ー 昨年話題になった老後2,000万円問題ってやつですね。

奈良さん:

はい。2,000万円という金額は、大まかに説明すると、日本の年金を満額(約20万円/月)もらえる方が、老後に不足分の生活費を補うための必要額です。

あくまでも日本で働き、国民年金と厚生年金を「満額で」納めていることを前提としているんですね。

他にも、海外は物価上昇(インフレ)の問題が日本よりも深刻ですし、将来他の国で生活する場合は、為替変動のリスク等も考えながら、海外在住者はとにかく余裕を持ってお金を貯めていかなければいけません。


 ー いやぁ、これ本当に死活問題ですよね。。海外で働きたいと考えている方は必ず向き合わなければいけない現実ですね。

早速現実と向き合う時が来たか。。。(遠い目)

海外にいる今だからこそ享受できるメリットがある

 ー 逆に海外にいるからこその資産運用のメリットってあったりするんですか?

奈良さん:

そもそも海外在住者は、日本のマイナンバー制度等の関係で、日本の商品に新規加入できないケースがほとんどです。

私たちがご紹介しているのは、海外在住者でも加入ができる税制優遇国(タックスヘイブン)の金融機関の商品です。

これらは運用期間中は非課税のため、複利効果を最大限に活用し、効率の良い運用ができます。

また、将来タイや今いる国を離れても継続運用ができ、世界各国の金融機関でお金の受取が可能です。


  日本へ帰国したり、タイを離れたりしても続けられるのは助かりますね。

奈良さん:

はい。日本の金利は世界的に見ても異常な超低水準

特に定額利率(元本保証)型の貯蓄型商品は、条件の良いものはほとんどありません。

グローバルな金融商品に目を向けると、フレキシブルで魅力的な金利のものはたくさんあります。日本の金融機関では取り扱っていない、外資の優秀なファンドも多いんですよ。

ちょっと専門用語が出てくるとすぐ諦めるのはもう卒業します

どんな人が資産運用の相談に来るの?  

 ー 奈良さんは東南アジア在住の日本人の方の相談に乗られていますが、どんな方が来られますか?

奈良さん:

大まかに…「駐在員6割、現地採用2割、会社経営者2割」ですね。近年、駐在員を減らす会社も多く、現地採用の方が少しずつ増えています。


 ー それぞれどんな目的(あるいは危機意識)を持っているんですかね?

奈良さん:

ご相談が多いのは、老後資金や教育費など、将来へ向けた貯蓄のご相談です。「お金を貯めたい・増やしたい」というニーズは皆様に共通しています。

明確な目的が無くても、「何となく将来のために」「無駄遣い防止」などの理由で貯蓄を始められる方も多いです。

個別に課題を見ていくと、以下の通りです。

駐在員
赴任手当などの収入が多い一方で支出も多い。お金を貯めやすい環境にありながら、元々の生活水準の高さやお付き合いの多さで、意外に貯蓄ができていません配偶者が帯同のため働けず、日本で生活していた頃より世帯収入が減っている家庭も。

現地採用者
憧れの海外で働き、今は自由で楽しい日々を過ごされている方も多いですが、老後資金の問題は、日本の会社員や駐在員の方よりも深刻です。雇用形態上、日本の本社やローカル向けの貯蓄制度いずれにも加入ができない方も多く、将来を見据えた自発的な貯蓄計画が求められます。

会社経営者
老後資金などの個人資産の問題の他、万一の際の会社の整理資金や、家族・従業員の生活などの保障プランをご相談される方も。バーツのリスクヘッジとして、米ドルや日本円などの先進国通貨で資産運用を希望される方も多いです。

 ー なるほど。それぞれ立場は違えど、お金に関する悩みは共通してる部分も多いんですね。


よかった。俺だけじゃないんだ(ホッ)

… と、聞きたいことが多すぎて長くなってしまいそうので、今回はここまでです。

30歳までほぼ何も考えてこなかった僕ですが、まずは事実を知り、危機感を持つことがスタート地点なので、小さな第一歩目は踏み出せたのではないかと思います。

次回は資産運用の開始を検討していく上で、どんなことを意識すべきか」についてお聞きしていきます!

ちなみに、奈良さんは現在主にバンコクとクアラルンプールをご担当されており、気軽に相談に乗っていただけるとのことですので、気になった方は是非連絡してみてくださいね。

奈良さんの所属する Questor Capital

連絡先 < shizuka.n@questor-capital.com >

ということで、「海外在住アラサー男児の資産運用計画」、次回もお楽しみに!

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