アジラボ

タイで投資を始める際に知っておくべきこと【駐在員向け】

多くの海外在住者にとって関心の高いお金の問題。

特にタイ駐在員の方は、将来のための資産形成をしなきゃとは思いつつも、日本から離れている今なにをすべきか、ピンと来ない方も多いのではないでしょうか?

今回は、タイで10年に渡り多くの日本人の投資や資産形成に関する相談に乗ってきたグローバルサポートタイランドの久米さんに、「海外在住中だからこそできること」、「その際に気をつけるポイント」についてお話を伺いました。

久米 直也
1977年愛知県生まれ。
郵政省入省。主に保険事務を担当。 その後、AIGエジソン生命保険で営業を経験した後、2011年Global Support (Thailand) Co.,Ltd.のManaging Directorとして就任。
タイ在住の日本人のお客様に対して資産運用のアドバイスを行なっています。

目次

タイ駐在員の方に多いお悩みとは?

 ー 久米さんのところに来られる駐在員の方に多いお悩みってどんなことですか?

駐在員といってもいろんなお悩みの方がいらっしゃいますが、一般的には以下のような感じです。

  • 資産運用を始めたくても日本の金融サービスの利用に制限がある
  • 日本に溜まった預金口座をそのままにしておくのはもったいない
  • 帰任が決まっている中で、余剰したタイバーツをどう運用するか

みなさん、この駐在期間中に何かしなくてはと思ってらっしゃる方は多いのですが、資産運用やお金の問題って、先延ばしの対象になるケースが多いんです。今は生活に困っていない、タイでの仕事や生活に慣れるのにも人それぞれ時間はかかりますからね。

僕はお金の問題ってダイエットに似ていると思うんです。健康のために痩せるということは長期的には「重要度」は高いのに、他の「緊急度」の高いものを優先してしまうじゃないですか。

なので、ずっとやらなきゃいけないと思っていたけど、帰任が決まって間際に駆け込んで来られるケースもあったりします。


 ー 重要なのはわかっていても先延ばしにしてしまうことってお金に限らず人間誰しもありますよね・・・

そうなんですよ。駐在員の方にとって何も準備をしないことは、実はリスクが高いんです。今は一時的に金銭面に困っていなくても、

  • 立場上、将来やりたいことが見つかった時、動きたくても動きにくい
  • 今は安定していても、いつかは退職が来る

これが自分で事業や副業など、別のところにも軸足がある人なら別ですが、会社員の場合どうしても退職は来ますし、万が一のことがあった際の再就職も歳を重ねるごとに難しくなって来ます。そうすると少なからず、「お金のために働くこと(仮にやりたくないことであっても)」を強いられてしまう。

ではどうするか?将来お金のために働く必要をなくすこと、要はある程度お金に働いてもらうこと。それが「長期での資産運用」で、特に駐在員の方には非常に向いています。

「まとまったお金・安定的な収入があること」、かといって「今すぐそれを集中的に注ぎ込む必要がないこと」、それによって「安定的な4〜6%のリターンが見込めること」

逆を言うと、まとまったお金があるわけではないが他に優先的にお金を投資する対象がある人(起業など)はそちらにお金を回したほうがいいケースもあります。

タイ在住時に投資・資産運用を始める前に注意すべきこと

 ー では、実際に始める際にどんなことに気をつけるべきなんでしょうか?

投資や資産運用を始められる方は危機意識も高く、それだけでも非常に素晴らしいことなんですが、焦って始めてしまうケースもあったりします。

「なんときゃしなきゃと 思い、投資・資産運用を始め、うまくやっているつもりが、できていないこと」が実は意外と多いんです。

① 無理をしないこと・焦らないこと

将来のための投資・資産運用は、「長期で無理なく続けること」が何よりも大事です。一番のリスクは「短期解約」です

僕もこの仕事を長くさせていただいている身としてお客様の立場に立つと、僕が説明をさせていただき知らなかったことが理解できると、その場で購入意欲が高まることが多いです。ただ、矛盾しているかもしれませんが、「その場で即決せず一度検討していただくこと」をお伝えしています。(よっぽどお金のある方は即決されるケースもありますが、あくまで例外です笑)

一度冷静に持ち帰って、家族など信頼できる人に相談されることをオススメします。理解することと、しっかり納得することは違いますから。

なので、僕の方から「その後どうですか?」と催促と取られるような連絡をすることはしないようにしています。

② 出口を明確にしておくこと(受け取り方はクリアになっているか?)

これは実はあまり知られていないことですが、海外在住者の場合は特に「受け取り方」に注意しなければなりません。(僕はこれまで保険金の「支払い」、要は出口側の仕事をしてたので良くわかるのですが)

例を出したほうがわかりやすいと思うのですが、あくまでこれは駐在員にとっての話であり、タイに長く住む現地採用や実業家には当てはまらないという点を先にご理解していただいた上でご説明します。

例えば、タイの金融商品の場合。

中でも「節税に使える」というのは十分なメリットだと思います。ただ一方で、日本に帰任したら「タイの口座でしか受け取れない」というデメリットもあります。

次に、タイの保険。

あまり多いケースではないですが、仮に死亡してしまった場合。受取人を日本の実家の親名義にしていた場合、実際にタイに来て複雑な手続きが発生することを考慮すると、現実的ではないケースがあります。

このように、出口・受け取り方まで考慮するというのは見落としがちなポイントですが、実は非常に重要です。

タイの駐在員にオススメの投資・資産運用は?

 ー 久米さんはこれまで10年間、タイの日本人駐在員を数多くサポートしてきたと思います。主に香港の生命保険を取り扱っていますが、何が駐在員の方に選ばれる理由なんでしょうか?

海外在住者の最大のネックは、「日本の金融商品の利用に制限があること」です。

かといってタイの金融商品(投資信託や生命保険)は、基本的にタイ人向けに作られたシステムであるため、先ほども言った通り実際にタイにいないことでの不便が多く、受け取りの面などでも駐在員にマッチしていない面もあります。

一方で香港の生命保険は、世界中の人向け(システムが住所、口座どこでも対応可能)であるため、居住国に縛られないというメリットがあります。

それと、グローバルな金融商品はもちろんたくさんありますが、「保険でしかできないことがある」という側面もあります。

積立型の商品は、基本的に「価格変動」によってリターンを得ることが特徴ですが、保険の場合、資産運用というよりも、「将来のリスクに備えるため」という側面が大きいです。日本での3~40代の生命保険加入率は8割超えてると言われています。終身雇用システムも形を変え、絶対的な安定というのはなくなって来ていますからね。

ですので、まとまった現金をただ口座にためておくならば、安定的な収入がある今の内から将来のリスクへの備えを始めること。また、長期運用であるからこそのメリットである安定的なリターン “不労所得” を作っておくことで、無理にお金のために働かなくていい老後への備えを作っていくことが重要だと思います。

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