今回のテーマは「教育」です。
しかし、一概に教育と言っても語り始めると、きりがなく膨大な量となってしまうので
今回は
①タイ語初心者向け!タイにおけるタイ語教育
②お子さん向け!学校教育(日本人にオススメの学校)
➂英語力に不安のある方向け!タイの英語教育
の3つに分けて紹介していきたいと思います。
日本で生まれ育ったほとんどの皆さんはおそらく「教育」を受けることが当たり前になっているため、あまり重要視されないかもしれませんが、子どもを育てるとなれば、環境や制度が整った国の方が良いのは自明です。その際どこの幼稚園に子供を通わせるべきか?はたまた自分がタイ語を勉強するときはどこに行けば良いのか?早め早めに考えておいて損はないでしょう。
好奇心の導火線に火をつけられる記事になればと思います!
タイ語教育
タイは日本と同じようにタイ語という独自の言語を話す人々の集まりです。
タイ語の特徴
①声調
タイ語には中国語のように声調が5つあります。例えば「マー」と一概に言えどmaa「来る」m’aa「馬」など意味が5つに変化します
➁英語同様、基本的に「主語+動詞+目的語」から文章がなります。
例えばI am a Japanese.はphom pen khon jiipun.とIにあたるphom(主語)、amにあたるpen(動詞)、Japan-jiipun(目的語)の語順になっています。
日本語のように「主語+〜+動詞」ではないので少し慣れないかもしれません。
➂有気音と無気音
oh/th/ph/ch(有気音)とk/t/p/c(無気音)では明らかにタイ語において別の音です。例えばkai(鶏)はkhai(卵)にもなり得ります。これらの音の区別ができるようになれば、タイ語マスターも遠くないかもしれません。
④時制
タイ語には過去も未来時制も存在しません。その分勉強しやすいかもしれません。
それでは、さらっとタイ語の基礎をご紹介した上でタイで働いた際
もしくは働く前にはどのような場所でタイ語を勉強できるのでしょうか?
調べた結果かなり多くの語学学校を見つけることができました。
以下に参考になりそうなブログを見つけたため転載しておきます。↓
学校教育
次いで世間一般に言われる学校教育について。
別の記事でも書いたように
タイと日本では義務教育期間の長さは同等で、大学を含めてもそこまで大きな違いはありません。
保育園 / 幼稚園 1歳半~6歳 義務教育前
1981年に開設された日本人に人気のある私立学校。日本語クラスとインターナショナルクラスの2つがあり、2歳から6歳の子供たちが通っています。使用言語は日本語か英語で、給食や七夕イベント等の催しも行われ、バンコクにいながら日本的な教育が受けられることで有名です。
1991年から東京都を中心に20以上を展開する巨大組織のバンコク私立校(この学校自体は新しい)。使用言語は日本語、英語、タイ語と言語教育に力を入れている。「ダイバーシティの理解と価値」をモットーとし、給食も用意されています。
タイの幼稚園選びのポイントが以下の記事で書いてありましたので詳しくはそちらもご覧ください↓
(【最新版】タイ・バンコクの日系幼稚園全リスト│保護者の評判・口コミつき!)
初等学校 6年間 第1~6学年 満6歳~満11歳 前期中等学校(中学校)3年間 第1~3学年 満12歳~満15歳
この2つが所謂義務教育!
言わずもがな、ここで日本人に有名なのが
タイの場合日本人学校は
バンコクとシラチャにあり小学部と中学部に分かれています。
特にバンコクにある日本人学校の前身は盤谷日本尋常小学校とされ、1926年からの古い歴史があります。又、生徒数2631名、教職員229名(平成30年)と世界一大きな日本人学校とも言われています。
一方シラチャ校は創立10周年を迎えたばかりながら
生徒総数は小学部・中学部併せて現在456名となりました。
(日本人学校は超優秀!? バンコク日本人学校出身者が語る3つの理由)
後期中等学校(高校) 普通科 / 職業科 満16歳~満18歳 短期大学 大学 大学院 修士課程 2年、博士課程 3年
教育、研究、論文引用などの項目を13の指標をもとに数値化してランキング化して作成された
Times Higher Educationの世界大学ランキングによれば…
1943年創立。バンコクに位置し、タイで最も古い大学の1つ。前身はタイで初めて設立された医療学校。3つのキャンパス、17の学部を持つ。
(公式サイトhttps://mahidol.ac.th/ )
1964年創立。東京ドーム80個分以上にも登る壮大な敷地にオシャレなカフェや自然・湖まである名門校。日本研究センターも併設されている。
(公式サイトhttps://www.cmu.ac.th/en/)
1917年創立。タイで最も古く権威のある大学として有名。「タイの東大」との呼び声も高く18の学部を設置している。誰でも乗れるピンクバスに乗ると広大な敷地を歩かずに観光も可能。留学生も多数在籍。
(公式サイトhttps://www.chula.ac.th/en/)
タイ人の英語力
海外で働く上で大切なのがその国で求められる「英語力」ではないでしょうか?
もちろん所属される会社にも依るでしょうが
普段の生活においても英語が通じる・通じないかを知っておいて損はないでしょう。
EF English Proficiency Index(EF EPI)によると…
タイはlow proficiency(低)に分類され
参加国88カ国中64位、アジア21カ国中16位と結論付けられています(2018)
それでは、日本はどうでしょう?
日本もlow proficiency(低)に分類され、参加国88カ国中49位、アジア21カ国中11位となっています。
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最後に一言
いかがでしたか?
教育という大きなテーマながら、それを3つに分類し表面的にですが紹介しました。
今後はインタビューも考えていますので乞うご期待ください。