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【最新情報】コロナによる日本人のタイ就職への影響

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今回はタイ・海外就職を目指す多くの方が懸念しているであろう「新型コロナウイルスによる日本人のタイ就職への影響」について、タイでの日本人紹介を行うアデコタイランドより、現状をお伝えします。

※2021年5月12日時点の現状です。情報は随時更新していきます。

 

日本人のタイ就職状況における変化(採用への影響は?)

日々タイの日系企業の採用担当者の方とやり取りをしていく中で、以前に比べてスローではあるが、採用活動自体が完全にストップしているわけではない印象を受けます。

・比較的採用活動が動いているのは製造業関連

タイの日系企業は製造業・メーカーを中心に成り立っていることもあり、他業界に比べると引き続き採用を継続している企業が多いようです。特に慢性的に若手人材が不足していることもあり、今のうちからタイに根ざしていきたい若者には最も門戸がひらけている業界と言っても良いでしょう。

・業界によっては採用活動自体をストップしている企業も

コロナウイルスの影響をダイレクトに受けやすい業界(例えば観光業等)では、採用状況に影響が出ている企業もあります。

「現在、観光業ではコロナウイルスの影響で非常に厳しく給与削減の声もある中当社も例外に洩れず、この時期の人材の採用が難しい状況でございます。 
今回、とても好印象でありました〇〇様にはぜひ一緒に働いていただきたかったのですが、本社の意向もあり、このウイルスの終息までは採用を控えたいと存じます。
大変残念で、また誠に申し訳ございませんがどうぞ宜しくお願い致します。 」

(日系観光・レジャー企業担当者)

・採用自体は続けるも、「対面面接の回避」で策を講じる企業も

採用活動は続けるものの、感染対策のために対面での面接を避け、面接はSkypeのみで実施する企業もあります。

主な例

【オートリース企業】
これまで対面面接なしでの採用実績はなかったが、初めてSkypeだけで内定

【製造業向けIT系企業】
対面面接を一時廃止し、Skypeのみで選考

【カスタマーサポート企業】
対面面接を一時廃止し、Skypeのみで選考

日本からタイ就職を目指すにはどうすべきか?

もちろん渡航ハードル(費用、隔離など)も高いため、「本当に内定を出しても日本から来てくれるのか?」と考えている企業も少なくないため、ある程度長期戦を想定する必要はあります。ただし、以前に比べるとだいぶ渡航や隔離の費用は抑える方法も出てきたようです、

【参考記事】:【最新情報】コロナ禍でのタイ渡航費とASQホテルの様子(26歳現地採用 Koheiさんの場合)

コロナ前までは気軽にタイ移住ができていましたが、今は「海外就職の優先度・緊急度はそこまで高くないので、コロナが終息するまでは様子を見よう」といった方もいるため、タイ移住・タイ就職への想いが強い方にとっては、捉えようによってはコロナ前よりも日本からのライバルが少ないと捉えることもできます。

この状況がいつ収束するかは分かりませんが、今のうちにオンラインでの情報収集をしたり、現地のエージェントに相談をしてみたりと、転職活動を進めておくこと自体は可能です。

コロナに限らず、海外就職は情報戦。それと、縁とタイミングも大事です。焦らず気長に取り組みましょう!

 

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