「将来のお金」「資金運用」これらについて1度は考えたことがあるのではないでしょうか?さらに、この記事を読んでいるあなたはこれらについて具合的に考えているものの「タイの金融商品ってどれを買ったら良いの?」と悩んでいるのではないでしょうか?
そこで、購入した金額を所得から控除できるタイにおける投資信託、「SSF」について解説します!
今回は、タイでの資産形成やFIRE理論について発信をされているハシナリー@タイ式FIRE YouTuberさんに情報を提供いただきました。
※ご本人の許可をいただき、YouTube動画の内容を一部抜粋し、まとめております。詳しくはハシナリーさんの動画をご覧ください。
プロフィール
ハシナリー@タイ式FIRE YouTuber
在タイ17年目の現役経営者がタイ式FIRE理論を研究して発信します。
本業:商社経営
経歴:タイ国費留学⇨貧乏旅行者⇨駐在員⇨起業⇨日タイ2社を収益化。
トレランで鍛えながらビジネスと投資に励みます。ノリと胆力で資本主義を超えようとしがちな人。
YouTubeチャンネル:ハシナリー タイ式FIRE-最強の資産形成術
Twitter:@hashinary
タイの投資信託「SSF」って??
結論は、「タイで個人所得税を節税するための投資信託」のことです。
SSFはSuper Saving Fundの略です。
各銀行から様々な商品が出されています。しかし、タイにおける節税商品であるためタイ市場の株に関連する商品が多いことが特徴として挙げられます。手数料は日本における投資信託と比べると割高ではあるもののタイにおいて比較的収入の高い日本人にとっては節税対策は重要です。イメージとしては年収が100万バーツを超える方はSSFを買うことにより20%の還付ができるといった感じです。
SSFで所得控除される条件は?
次に、SSFで所得控除される条件についてオサライをしましょう。
- 購入金額の上限は、所得の30%まで。ただし上限額は20万バーツ、また SSFとRMFの合計が50万バーツ以内であること
- 最低保有期間は足掛け10年。つまり、2021年内に購入すると、売却できるのは2030年1月1日以降になる
- 毎年購入する必要なし(RMFは毎年購入する必要あり)
※RMFについては別の記事で取り上げているので、詳しくはそちらを参照ください。
【タイで節税対策】タイ版iDeCoを使って資産運用(RMF・SSF)
というわけでまとめると、
45歳以下の方は、前回紹介したSSFを購入したほうが有利な条件となります。
45歳以上の方々は、RMFを購入されたほうが売却のタイミングに柔軟性がでます。
※SSFの制度は2020~2024年の5年間実施後に見直されることになっています。
購入方法ですが銀行に普通預金口座を開設してあり、過去に何らかの投資信託を購入したことがあれば、スマホアプリやネットバンキングから可能です。これ以外の場合は、初回のみ支店の窓口に出向く必要があります。
どう選べばいいの?おすすめのSSF商品
SSFの参考銘柄一覧
SSF名をクリックすることで公式ページに飛ぶことができます。
<債券型>
<外国株式型>
<タイ株式型>
FRBが金融緩和を2023年まで続ける見込みであり、お金を刷りまくっています。するとドルの価格は毀損します。しかしドル安になると新興国の株価が上がりやすくなるセオリーがあります。
タイSET指数はコロナショックにより1000前後まで下落したものの1450前後まで回復しました。その後また下落しましたが現在(2021/7/25)は1545にまで上昇しています。
ということで、今回はSSFについて要点のみまとめてみました。より詳しく理解したい方は、以下の動画をご覧ください!