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【タイ移住】現地採用OLのリアル貯金生活
給与35000THB←これは、タイ人の四年生大学卒業の初任給と同額の給料。
日本円にして約10万円。求人を見た時にどのような生活を想像するだろうか。
某テレビ番組でみるような、プール、ジム付きコンドミニアムで余裕の南国暮らし?
はたまた、こんな安月給で生活していけるのだろうかという不安な気持ちだろうか。
結論、どちらも間違いではない。
理想のライフスタイルが叶えやすい!?
お気づきの通り、これは私の今の給与だが、
どんな生活をしているかざっくりと紹介しようと思う。
WiFiジム付きアパートに、休日はほぼ引きこもってネットフリックス見放題(タイで契約)、
屋台のタイ料理かコンビニ飯で自炊ゼロ。毎月貯金4万円。
私は友達がいないので滅多に遊びや旅行に行かないという点と、
家に拘らないという点は大きい。
まあ、仮に陽キャで友達が大勢いたとしても月1旅行、
たまに呑んで日本食食べても貯金は減るが生活はしていけるだろう。
実際に周りには某テレビ番組でみるような夢のコンドミニアムに住んでいる人もいるし、
貯金を減らせばなんとか生活はできるのだ。
日本でも同じく言えることだが、肝心なのはどこにお金をかけてどこを節約するかだ。
そして少なからず”タイ寄り”の生活をすることが大前提である。
『1ヶ月6万円生活、貯金4万円』
私が1番に大切にしているところは、『貯金』だ。
結婚したいと騒ぐ前に「結婚できるお金はあるのか?」と
友人に言われたのがきっかけで、貯金が趣味になった。
まあそんなことはどうでも良いが、その貯金をするために、
いかに少ない生活費で生きられるかが毎月の課題となってくる。
意識すべきは“タイ寄り”の生活だ。
タイ寄りとは、タイのローカルを楽しむこと。
ここはタイなのだ。
タイの生活を楽しまなくてどうする。
タイ人から見て学び、自分の生活に取り入れよう。何事も経験だ。
【日本食は月に1〜2回!?】
私はほぼ毎日、屋台のタイ料理を食べている。
タイに来た当初、正直2週間で飽きた。
だがお腹も壊さなくなり調子に乗り始めた3ヶ月後に屋台デビューし、
一周回ってかなり好きになった。
屋台やフードコートのご飯は一食大体150円。
かなりのボリュームと手作りの温かいご飯、
母のようなおばちゃんの優しさに元気をもらう。
行く度に顔を覚えてもらえるので、
私のように友達がいない人には声を大にしておすすめしたい。
毎日のように通っている屋台では、注文する前に作ってくれるようになり、違うメニューにするか迷う隙すら与えられないのが最近の幸せな悩みでもある。
それに比べて日本食(定食)だと大体600円〜。
かなり高く感じてしまい、「あ〜、これであそこの屋台飯が何日分食べられるんだろう」と
考えてしまうので私はかなりタイに染まっていると自覚している。
とはいえ、セブンイレブンなどのコンビニで
日本のお弁当やおにぎりも安く買えるのでよく利用している。
【タクシーは使わない!?】
タイでの移動手段は主にタクシーを使っています、
多くの日本人がこう言うだろう。
タクシーも確かに安く便利だが、甘い。
私はバスを利用している。
バスの色によって冷房付きだったりと異なるが、
個人的には冷房がない窓全開で走るバスが好きだ。風を顔面に浴びることで、そんなに暑さは気にならないし、むしろ心地よさを感じる。
そしてなにより一律料金でかなりの距離を移動できるのでお得であり、電車のように乗り換えもないので楽である。
ただ、難点は渋滞にはまりやすいことと、
いつ来るかわからない点である。
時間に余裕のある時に利用したり、
夕方の渋滞しやすい時間帯を避けるなど、乗る時には注意が必要である。
参考料金
バーツ 日本円
バス 8B →約25円
電車 15B→ 約45円
バイタク 20B→ 約60円
タクシー 40B →約120円
【光熱費、抑えるべきは○○代!?】
1番安くあって欲しい電気代が実は高い。
コンドミニアムとアパートで料金設定が異なるので一概には言えないが、
コンドミニアムは電力会社へ直接支払うので正規料金で請求され、比較的安く済む。
アパートはオーナーが設定した料金で請求されるので、
正規料金の2倍なんてことも珍しくない。
家賃が高く電気代は安いコンドと、家賃は安く電気代は高いアパート。
話が面白くて危ない男か、つまらないけど安心できる男か、
どちらを結婚相手に選ぶかと同じくらいである。
ドケチで家庭的とも言える私の決断はこうだ。
給与の3分の1にあたる家賃を毎月支払い続けることを恐れて、
早々に夢のコンドミニアムを諦めた。
そう。家賃は変わらないが電気代は変えられるのだ。
引きこもりなので、家にいる時間は比較的長い方だが、エアコンを控え、
極力扇風機を使い、時にはダイエットのために汗を流すことで、
アパートを選択した自分が間違っていなかったと思えるところで
出費と体型を押さえられている。
体型は余計だ。
【なにより大切なこと】
ここまでの話をきいて、かなり切り詰めているようにも思えるかもしれない。
だが、私は無理をしていない。
むしろ節約することを楽しんでいる。
タイ料理が好きだし、お腹もあまり壊さない。
多少暑くても平気で、時間と心に余裕もある。
忘れがちだが1番大切なのは、”健康”であること。
慣れない地で体調を崩す人は少なくない。
海外で大きな怪我や病気をした時に、費用はもちろん、精神的にも負担が大きい。
タイでの暮らしを楽しむために、無理は禁物。
バランスが大切だ。
【結論】
幸せとはなにか
給与35000バーツ、日本円にして約10万円。
どのような生活が想像できただろうか。
余裕の南国暮らしでもない、不安だらけの生活でもないだろう。
これがリアル【真実】だ。
良いか悪いかではない。
そんな話はしていない。
不幸とは他人が決めることなのか?それじゃあ幸福とはまるで別物だと思う。
自分にとって幸福度の高い選択をすることが、
お金がなくても、友達がいなくとも、
幸せを実感できる方法なのではないだろうか。
[kotomi]
【タイ移住】リアルボンビーガールの素顔 タイ現地採用26歳OLの密着ドキュメンタリー
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