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タイ移住にかかる費用をざっくりまとめてみた(初期費用・生活費)

Taishi Suzuki

2015年からバンコク在住。WEBマーケティングの仕事をする傍ら、バンコクの生活情報や旅に関するブログを運営している。

「タイに移住の費用はどれくらいなのだろうか」「現地での生活費はいくらかかるのだろうか」

タイへの移住を考える際、気になるポイントの一つとして、必要資金や生活費用などのお金に関する心配があると思います。

初めてタイに住む方であれば、どれくらいの費用を見込んでおけば良いのかが分からず、悩む方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、タイ移住に関わる費用について、実際に移住した人の体験談を含めてまとめてみました。

Taishi

2015年からバンコク在住。WEBマーケティングの仕事をする傍ら、バンコクの生活情報や旅に関するブログを運営している。

ブログ:Be Ambitious(be-ambitious.info

目次

移住前と移住後にかかる費用を把握

タイ移住にかかる費用は、移住前と移住後の2つに分けて考えると、整理しやすいです。

移住前にかかる費用の例としては、不用品処分代・ビザ代・渡航費などがあります。

反対に、移住後にかかる費用としては、渡航後の滞在費・住居の契約費などがあり、生活するための維持費として、家賃・光熱費・インターネット代・食費・娯楽費などもかかってきます。

人によっては、教育費・アヤさんの雇用費・習い事の費用などもかかります

タイ移住前にかかる費用

現在住んでいるところを引き払ってから渡航する場合は、不用品の処分費用がかかります。

実家に住んでいる方などは荷造りだけで済むと思いますが、一人で暮らしている方の場合は、不用品の処分などを行う必要があります。

飛行機代に関しては、航空会社によって費用が変わってきます。

ANAやJALの場合は、片道3〜5万円です。AirasiaなどのLCCであれば、片道1〜3万円ほどで渡航できます。

航空券の費用は、各航空会社のWEBサイトやエクスペディア(https://www.expedia.co.jp/)などの航空券購入サイトから確認することができますので、チェックしてみてください。

駐在として赴任する場合は、会社の方で渡航にかかる費用やビザ代を負担しているケースが多いです。

また、渡航後の就職先が決まっている場合に、その会社から渡航費の補助が出るケースもあります。

タイ移住後にかかる費用

住居が決まっていない方は、しばらくホテルに滞在されるかと思いますので、その滞在費用がかかります。

住居については、ほとんどの人がコンドミニアムに住むことになると思います。

コンドミニアムに住む場合は、最初の段階で大きく費用がかかることが多く

初回にかかる費用の内訳は一般的に以下の通りになります。

・デポジット(2ヶ月分)+最初の1ヶ月分の賃料

<例>
月20,000バーツ(日本円で約70,000バーツ)の部屋に住む場合は、デポジット(保証金)で40,000バーツと最初の1ヶ月分の賃料20,000バーツで、合計60,000バーツ(日本円で約210,000円)を支払うことになります。

コンドミニアム賃料の目安ですが、単身や2人暮らしであれば、20,000バーツ以下でも十分生活できる物件がたくさんあります。ほとんどのコンドミニアムは1年契約となっています。月の賃料が20,000バーツであれば、1年間で240,000バーツかかることになります。

多くのコンドミニアムでは、最初から家具・家電(冷蔵庫・洗濯機・テレビ・電子レンジなど)が備え付けられていることが多く、すぐに住みはじめることができます。

駐在として赴任する場合は、会社の方で住居にかかる費用を負担しているケースが多く、寮など用意している会社もあります。

タイでの生活にかかる維持費

家賃

単身者であれば、家賃は月10,000バーツ〜20,000バーツくらいの間で十分生活できる部屋が見つかります。(1バーツ≒3.5円)

バンコクであれば、スクンビットやシーロムというエリアに住んでいる人が多く、この辺で部屋を探す方が多いです。

光熱費

コンドミニアムに住む場合、賃料と別で水道代と電気代がかかってきます。

タイの水道代は安く、単身者であれば、ほとんどの人が500バーツ(約1,750円)以内で済んでいるかと思います。しかし、タイの水道水はそのまま飲むことができないため、浄水器などの設置をする方もいます。浄水器は月1,000バーツ前後(約3,500円)かかります。

*飲料水は安く購入することができますので、浄水器などを設置するかは人によります。

電気代については、最低でも月1,000バーツ(約3,500円)前後になるかと思います。

インターネット代

インターネット代は、スマホと部屋のインターネット代がそれぞれかかり、両方合計して1,000〜1,500バーツ前後になるかと思います。

食費

バンコクにある日系の飲食店で食べる場合は、日本と同等またはそれ以上の食費がかかります。スーパーなどで売られている食品でも、日本以上の価格で販売されている物もあります。

反対に、ローカル市場・食堂・屋台・フードコートなどでは、現地価格(一食40〜50バーツ前後)でタイ料理を食べることができます。日本円にして150〜200円前後くらいです。そのため、タイ料理が好きでいろいろなお店に食べに行くような方であれば、食費はあまりかからないです。

習い事

タイに来た人が行く習い事の中で一番人気なのは、タイ語学校での習い事です。

タイの公用語はタイ語です。タイ語が話せることで生活しやすくなるため、多くの人がタイ語学校に通います。

学校に通う予定の方は、「タイ語学校 バンコク」などのキーワードでGoogleで調べてみてください。英会話学校のように、団体の授業やプライベートの授業があり、費用感も分かります。

娯楽費・交際費

娯楽費や交際にどれくらい使うかは人によります。会社に属している方であれば、飲み会などの機会が多少あるかもしれません。

*今回は単身の方を例にとりましたが、子供連れの方は上記の内容に加え、教育費・養育費などがかかります。また、人によっては「アヤさんの雇用費」などもかかってきます。

タイ移住経験者からのアドバイス

実際に移住をした方に、移住時にかかった費用について寄稿いただきました。経験者のリアルな情報となりますので、ぜひ参考にしてください。

【経験談①】Hirokoさんの場合

一人目はHirokoさんです。Hirokoさんは大手総合電機会社の総合営業職として3年半勤務した後、一念発起で単身タイ・バンコクへ渡航された方です。バンコクでは、現地で見つけた日系の会社で営業職を2年経験。2019年7月タイ・パンガン島にて、カフェ・イタリアンレストランLa Velaを開業しています。Hirokoさんにはタイ渡航の経験談について寄稿いただきました。

【タイ移住にかかる費用はいくら?】アラサー元OL Hirokoさんの場合

【経験談②】Koheiさんの場合

二人目はKoheiさんです。Koheiさんは大学卒業後に、大手保険会社に入社。3年弱働いた後に、「海外で働きたい」という思いを果たすために渡タイされた方です。現在は、バンコクのIT系企業にて勤務予定です。Koheiさんにはコロナ禍での渡航費について寄稿いただきました。

【最新情報】コロナ禍でのタイ渡航費とASQホテルの様子(26歳現地採用 Koheiさんの場合)

まとめ

今回は、タイ移住に関する費用についてまとめました。実際にお金がどれくらいかかるかは、人によって異なりますので、一概に言い切れないことが多いですが、渡航検討の際のご参考になれば幸いです。

また、タイ移住に関する完全マニュアルという記事では、移住に関する情報を総合的にまとめていますので、移住を検討されている方は併せてご覧ください。

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