タイで働きたい、移住したいけどどうやって進めたらいいか分からないし不安…
情報も少ないし現地採用ってどんな感じなのか分からない…
すでに日本で働いているから今更…
そう考えて、タイ就職や移住の一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。コロナ禍で海外の状況も読みづらい中、そういった不安や疑問はさらに多くなっていると思います。
そこで今回は、コロナ禍で日本の企業を辞めて、現在タイで働いておられるKoheiさんに自身のタイ就職体験談をお伺いしました!
Kohei
2021年4月バンコク入国。独身彼女無しの26歳。
鹿児島県出身、九州大学農学部卒。大学卒業後、大手保険会社に入社するも、海外で働きたいという思いを果たすために、3年弱で退職。
現在はキャリアを大きく変え、バンコクのIT系企業にて勤務予定。現在ASQ隔離中。
目次
タイで就職することになったきっかけとは?
ーー日本の大手企業で働かれていたとのことですが、なぜ日本を飛び出してタイで就職したいと思ったのですか?
Koheiさん(以下Kohei):大学生の時、東南アジアやヨーロッパを周遊していた関係で、海外で働きたいという思いがずっとありました。特にタイは3回ほど訪問しており、大好きな国の一つでした。
新卒で入社した会社も海外駐在のチャンスが多い会社を選択し、英語の勉強や日々の業務に取り組んでいました。忙しい日々を送っている中、入社3年目のタイミングで支社→本社へと異動になりましたが、海外とは関係のない部署に配属になり、それがきっかけで海外駐在できるのはだいぶ先かもしれない…そもそも本当に行けるのかどうか怪しい…という思いが徐々に湧き始めました。
しかし、当初の私の頭の中では、「海外で働くこと=海外駐在」しかありませんでした。
そもそも海外で現地の会社に就職するという発想がなかったです。そんな中、たまたまyoutubeの動画で現地採用という働き方を知り、衝撃を受け、その1ヶ月後には退職する旨を上司に伝えました。我ながら思い切ったなと思いますが、当時は海外で働けることに対してかなりワクワクしていたのを覚えています。
安定した会社を辞め海外で現地採用として勤務することは、将来のことも考えるとリスキーすぎるのではないかと色々悩むこともありましたし、反対する人もいました。
しかし、すぐに海外(しかも自分の希望する国)に行けること、かつ長期滞在できること。この2点が私の望んでいたものであったので、最終的には現地採用という働き方を選択しました。
タイでの就活はどのような流れで進めた?
ーー日本に在住していながらタイで就活するというのは大変そうですが、どのような流れで就職活動を進められたのですか?
Kohei:タイでの就活については、youtubeや経験者のブログを見て、内定までの流れから実際に移住するまでを全体的に情報収拾しました。
その後、Adecco様やJAC様に登録をして、エージェントの方と面談後、各企業様とのオンラインで面接が始まりました。
転職エージェントを利用すると、自身のキャリアや希望に沿って面接を組んでくださり、自分で探すよりもずっとスムーズに進むと思います。また、企業の情報提供(面接官がどんな方か)や、プロの視点から一緒に対策を考えてくださったことが個人的に一番助かりました。
面接は全てオンライン面接で、2回で内定がでるという企業様が多い印象でした。その間、英語力チェックもありましたが、自分の経歴を英語で言える準備をしていたら特に問題ないと思います。英語についてはできるに越したことはないですが、そこまで重視される印象はありませんでした。
それよりも、何ができるのか?という点やタイに対する思いを伝える方が重要だと思います。(なぜタイか?という質問は必ず聞かれました)
仕事探し・企業選びの条件は?
ーー仕事、企業を選ぶにあたって、具体的に〈どんな条件や軸で仕事を探したか〉〈どんなところを受けてどんな結果だったか〉〈コロナの影響を感じたことや、難しかったこと〉などを教えていただきたいです。
Kohei:企業選びの条件としては、以下を考えていました。
- バンコク勤務(都会が良かったので…)
- 営業/コンサル系(求人は営業職が多いため、また前職で多少の経験があったため)
- 金融/ITなど(前職が金融関係で親和性があったこと/興味があったため)
私が就活をしていた時期のタイでは、多くの企業が在タイ日本人のみを採用するという条件があり、日本在住者の面接機会はかなり少ないという状況でした。何とか4社ほど金融やIT系企業との面接を組んでいただきましたが、やはりコロナの影響は大きく、とある金融系企業様では、社長面接の感触もよく内定を確信していましたものの、在タイの方のみを採用すると方針変更により不採用になった・・・ということもありました。(単純に能力不足かもしれませんが…笑)
コロナ禍でも日本から転職に成功した方は実際にいらっしゃったので、それを励みに踏ん張り続けた結果、未経験ではありますが、IT系企業様から内定をいただくことができました。
ちなみに私が就活をしていた時期は、渡航費用は自己負担のところがほとんどでした。渡航についての記事も書いたのでこちらをご参照ください。
【最新タイ移住費用】コロナ禍の渡航費はいくら?(26歳現地採用 Koheiさんの場合)
タイでの現地採用就職を振り返ってみて
ーータイでの現地採用・就職活動を振り返って、始める前とやってみてのギャップや、気づいたこと、変化したこと、苦労したことなどはありましたか?
また、コロナ禍で海外就職を目指す人へ何かアドバイスがあればお願いします!
Kohei:就活を始めてから内定を得るまでに約2ヶ月ほどかかりました。タイ就職は余裕!みたいな記事も見ていたので、なかなか決まらず内心少し焦りました・・・
特に私は、前職の業務内容がやや特殊だったため、経験不足からか書類も通らないことも多かったです。
現在も、コロナ前と比べると日本からのタイ就活の難易度は高いと思います。しかし、実際に私も未経験業界・未経験職種で転職することができたので全員にチャンスはあると思います。
また、「現地採用」とネットで調べると、マイナスなことも色々書かれており、不安に感じることもあるかと思います。私も不安でした。正直今でも不安はありますし、まだまだ何が正解かも分かりません。
しかし、価値観は人それぞれですし、自分次第で自分の人生はどうとでも切り開けると思います。後悔だけはしたくありませんでした。
もし、海外就職を考えている方がいらっしゃいましたら、自分にとって一番良い選択をしてください!困ったらアジラボのリョータさんが親身に相談に乗ってくれると思います!(笑)時間がかかったとしても決して、タイや自身の行きたい国が逃げることはありません。従来よりもコストもかかり大変ですが、頑張ってください!応援しています!
アジラボ編集長リョータ
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Kohei
2021年4月バンコク入国。独身彼女無しの26歳。
鹿児島県出身、九州大学農学部卒。大学卒業後、大手保険会社に入社するも、海外で働きたいという思いを果たすために、3年弱で退職。
現在はキャリアを大きく変え、バンコクのIT系企業にて勤務予定。現在ASQ隔離中。