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【タイ移住にかかる費用はいくら?】アラサー元OL Hirokoさんの場合

サワディーカップ。アジラボ編集部です。

今回は、これからタイ移住を考えている方向けに、【移住にかかる費用】をテーマに、タイでの現地採用を経て現在は自営業を営むHirokoさんに寄稿いただきました。

「タイに移住の費用はどれくらいなのだろうか」「現地での生活費はいくらかかるのだろうか」などのお金に関する不安を抱いている方は多いかと思います。

アジラボでは、移住に関する費用について様々な経験談を投稿していく予定です。移住を計画している方はぜひチェックしてください。

 

目次

Hirokoさんのプロフィール

2017年1月渡タイしてから日本へ帰国なし。30代女性・北海道出身。東京の大学を卒業後、大手総合電機会社の総合営業職として3年半勤務。安定した生活を捨て、一念発起で単身タイ・バンコクへ。現地で見つけた日系の会社で営業職を2年経験後、2019年7月タイ・パンガン島にて、カフェ・イタリアンレストランLa Velaを開業し、今に至る。

タイの渡航前にかかる初期費用

日本で移住の際にかかった主な費用(手続き、物品購入 etc)

ビジネス目的でタイへ渡航することが決まっているのであれば、一般的には、ビザ・ワークパーミット代が主な初期費用となるでしょう。

現地採用の会社員として渡航する方は、会社から補助があることが多いので、雇用前に必ず条件を確認しましょう。一番スムーズで問題が少ないのは、会社が揃えてくれた書類を持って、大阪か東京のタイ大使館へ行ってビザを申請。そのビザで、タイ入国という流れです。

※ビジネス(会社の起業・進出や店舗開業目的)であれば、就労ビザとワークパーミットを取得するために弁護士やエージェンシーを通して、自ら会社を設立し、社会保険代、会計費用、諸々の税金を支払う必要があり、最低でも、初年20万円は必要です(コロナの影響で値段は現在2倍以上にアップしています)。

その他、タイに行くために、特別に出費をしなければいけないものはほぼないと思います。バンコクは、生活の必需品から日本の食べ物まで大体何でも手に入ります。私は、スーツケース一つに服と靴(仕事用とプライベート用)を何種類かと、本、パソコン、スマホなど生活必需品を詰めて意外とあっという間に出発の準備ができたような気がします。所持金は、日本円で15万円ほど準備し、タイに到着した際に両替所で5万円(1か月後の給料日まで5万円以内で暮らせると予測)ほどまずは両替しました。

それよりも大事なのは、出発前に色々な手続きを済ませておくことだと思います。いつ帰国するかわからないような方は特に、最低限でも住民票を海外転出するかどうかは決めるべきでしょう。海外転出しない場合は、タイに住んでいたとしても、住民税、国民年金、国民健康保険などで支払いが発生します。日本にいる家族の元にいきなり請求書が届いて、「数十万円も支払いなんて知らなかった!」とならないように、市役所で詳細を確認することをおすすめします。その他、運転免許証の失効期限や銀行口座の残金などは必ず確認しておいた方が良いでしょう。

渡航費

現在、コロナで航空便の価格が安定していません。コロナ以前では、シーズンによってかなり価格がばらつきますが、ANAやJAL便は東京-バンコク片道約5万円、Airasiaは最安値で約1万5千円で渡航可能でした。

私の場合は、バンコクで就職の決まった日系会社より、渡航費の全額補助があり、北海道→東京羽田までのJAL便、東京成田→バンコクまでのThai Airways、バンコク空港→社員寮まで車でお迎えがありました。よって、自ら負担した移動費はほぼありません。仕事を探すために、バンコクのエージェントを利用して、営業職枠で何十社も雇用条件を読みましたが、渡航費免除を提示している会社が多かった印象があります(外資系はそうとも限らない)。

とにかく、タイと日本間は、欧米諸国へ行くのとは異なり、比較的安く行き来できるので、その点では安心と言えるでしょう。

これから移住する人へのアドバイス

タイ料理に、タイマッサージ、タイのウイスキーに、と「タイはとにかくなんでも安い」という印象があると思いますが、今は、どんどん物価が上がり、日本品質のものを購入したり、ちょっと綺麗なレストラン・バーなんかに行こうと思ったら、「日本より高い!」なんてことは普通になっています。

タイに行くから、これからなんでも安く済む、というちょっと昔のタイのイメージは捨てた方が良いかもしれません。自営業で挑戦したいという方はもちろん、会社員として毎月安定したお給料があるという方でも、タイでは意外とお金がかかると思っていたほうが身のためです。

渡航後にかかる初期費用

ホテル滞在費

タイでは、一泊500円の激安ホテルから、一泊数万円の高級ホテルまで揃っています。タイに移住するのであれば、大体の方はスーツケース1個以上で来られると思いますが、激安ホテルは盗難が気になるので、おすすめしません。節約したいけど、安全なホテルにまずは泊まりたいという方は、一泊2000~3000円前後も出せば、それなりの質の良いホテルに泊まれるでしょう。

住居の契約費

バンコクの会社員時代の私は、最初の1年は家賃全額補助を利用して社員寮に住んでいました。しかし、仕事の後も寮で日本人の同僚やマネージャーたちに会うことが多く、なかなか心身共に休むことが難しくなったので、2年目から家賃自己負担でバンコクの中心地で自ら選んだコンドミニアムに住むことにしました。

タイでは、不動産会社が部屋を貸している人から手数料を取るので、部屋を借りたい人は気軽に不動産会社を利用して、物件を探すことが可能です。特にバンコクでは、日本人向けの不動産会社で日本人が物件案内してくれるところも多いので、大変便利です。

かなり家に関して凝り性な私は、2日間かけて20件内見してやっと決めたのが、どこに行くにも便利なシーロムエリアです。古いコンドミニアムでしたが、最寄りの地下鉄駅まで徒歩5分、プール・ジム付き、7階の14m2でキッチン、洗濯機、バスタブ付き(タイは洗濯機、バスタブがついていない物件がかなり多い)。1人で住むには十分とも言える物件で、月約3万3千円。デポジット1か月分+初月分の支払いで、即居住開始可能でした。オーナーからもらった英訳付きの契約書をしっかり確認し、サインしたら、新たな生活の始まりです。

また、同じタイと言っても、パンガン島に来ると様子は様変わりします。バンコクでよく見る高い建物はなくなり、1人でも一軒屋(またはバンガロー)に住むのが普通になります。家を借りるときも、契約書なしで1ヵ月からでも借りられます。不動産会社を利用しても良いのですが、バイクで島を回って気に入った家があれば、オーナーを探して交渉しても良いです。現在、私は一軒屋に住んでおり、家賃月約3万円、65m2の広さで、さらに500m2の庭付きです。

タイの生活にかかる費用

光熱費

バンコクのコンドミニアムに住んでいた際は、水道代月約200円、電気代はエアコン使用ありで月約1000円。パンガン島では水道代が家賃に含まれていることがほとんどなので、実際はいくらかわかりませんが、数十円~数百円でかなり安いので含まれていることが多いとのことです。(しかし、電気代は島値段のようで一気に高くなり、月約5000円になることもあります。)

インターネット代

さすがに21世紀ともあり、タイでもWIFIは大体の物件に含まれています。スマホの契約は、例えばAISという大手の通信会社と契約した場合、1年契約で約6000円と格安で、ネットも電話も使用できます。1日だけ使用したいという場合でも、近くのセブンイレブンやファミリーマートに行けば簡単にチャージでき、150円ほどで24時間ネット使用もできてしまいます。ある意味、日本より進んでいると言えるのかもしれません。しかし、家でルーター付きWIFIを使用したい場合は、最低月2000円ほどと、一気に値段がアップします。

食費

こればかりはあなた次第です!(笑) というのも、前半でも述べたように、今タイにはたくさんモノが溢れているので、モノに困ることはありませんが、それなりの値札がついてきます。

タイ料理は一食150円からでも食べられて、自分で料理するより安い場合もあるのに対して、日本食は数品頼むと、最低1500円~は絶対かかると思っていた方が良いですね。日本の感覚で1500円というと、そんなもんか、という気がするかもしれませんが、タイで1食1500円、というのは住み慣れてくると、少し高く感じる価格です。その他、バンコクにはイタリア料理や韓国料理など、多様なレストランが混在していますし、スーパーにも色々な国籍の食材が豊富です。

ミシュランスターのついているレストランでは、1人3万円のディナーもありますし、何十階にもなるスカイタワーの屋上のバーでカクテル1杯3000円というのもあります。

教育費

貧富の差が激しいタイで、教育の質・授業料の差は大きすぎるものです。公立の小学校であれば、月数百円~数千円、インターナショナルはピンキリで、授業料だけで月5万円以上する小学校もあります。これが、中学校、高校となるとさらに高くなっていくのは、想像できる通りです。タイだからと言って、ある程度のレベルを保とうと思えば、日本より高い授業料がかかるというのが現実です。

アヤさんの雇用費

タイでは、お手伝いさんを雇うのは、稀なことではありません。駐在員であれば、ドライバー付きの方もいますし、ベビーシッターから、家の掃除・洗濯、食材の買い出しまでなんでも頼んでしまう方もいます。

例えば、ベビーシッターであれば、1日5時間で700円。プライベートドライバーで、月4万円。家の掃除で、月3万円。日本と比較すると、格段に安いです。

習い事

もちろん、何を誰に習うかによりますが、一般的に言うと例えば、タイ語レッスン1時間1000円、ヨガレッスン1時間600円、ジムのメンバーシップ1ヵ月5000円というようなところです。ジムに関しては、コンドミニアムに併設されていることが多いのですが、タイは暑く外で好きな時間に運動しにくいことと、今流行っている、というので、日本並みの設備が整った清潔感あるジムが増えています。

娯楽費

これも、何を楽しむかによって出費は変わってきますが、競泳プールでひと泳ぎ300円、映画館は安くて300円ほどで高級映画館だと1500円以上するところもあります。お祭りで輪投げゲーム60円、ペイントボールゲーム1500円、日本式温泉1300円~、タイマッサージ1時間1000円~、高級スパ2時間1万円~、クラブのエントランス料1000円などなど。贅沢品やサービスは日本よりも高い場合が多いです。

また、気をつけるべきは、外国人価格です。タイでは、場所によってタイ人価格と外国人価格で別れている所があります。

タイにある程度住めば、現地の金銭感覚は身についてくるでしょう。

Hiroko

2017年1月渡タイしてから日本へ帰国なし。30代女性・北海道出身。東京の大学を卒業後、大手総合電機会社の総合営業職として3年半勤務。安定した生活を捨て、一念発起で単身タイ・バンコクへ。現地で見つけた日系の会社で営業職を2年経験後、2019年7月タイ・パンガン島にて、カフェ・イタリアンレストランを開業し、今に至る。

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