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【タイ就職/転職】コロナ禍のタイへの入国条件・費用まとめ(9/10時点)

リョータ
アジラボ編集長/Co-Founder リョータ

タイ/バンコク在住。自身の海外就職・移住の経験をもとに「海外で生きる日本人がもっと輝ける世界」を実現するために、アジラボを立ち上げる。キャリアコンサルタント(アジア)←元戦略コンサル(タイ/ベトナム)←新卒NTT(インド駐在)

この記事では、これからタイで働くことを想定されている方に向け、タイ入国に関する情報をポイントを絞って簡潔にお伝えします。

※このコロナ禍において入国の動向は日々刻々と変化しているため、この記事の内容(入国条件や費用)も変動する可能性がある点、あらかじめご了承ください。

タイへの入国の条件は?

まず、このコロナ禍の現状では、基本的に「タイで働くこと」を前提に入国許可がおりる状況のようです。

なぜなら、入国許可証を得るためには基本的に労働許可証(WPが必要になるからです。

ちなみに、これからタイで働く予定でWPを保有していに場合は、WP3The letter of consideration of Form WP3)という書類でも代替が可能なようです。これは本人が日本にいながら取得可能です。

(参照:在京タイ王国大使館

WP3とは?

タイ労働省雇用局が発行する「労働許可証の事前審査受理書」を指し、例えば運転免許における仮免許のような位置付けのレター。
招聘元(就業予定の会社)のタイ法人が申請し、その後本人が日本の大使館で申請・取得。

タイ入国に必要なもの・費用

必要なものと概算費用

  1. 入国許可証(COE)
  2. 航空券 :約10万円〜
  3. コロナ付帯保険 :約8万円〜 (※年齢による)     
  4. PCR検査結果(陰性証明) :約5万円〜
  5. 14日間の隔離滞在用ホテルの予約 :約10万円〜

太字の項目3〜5が、今回のコロナによって追加でかかる部分費用となるため、おおよそ20〜30万円がいつものタイ入国よりも余分にかかることを想定しておいたほうが良さそうです。

※最新の申請方法や手順については随時、各地域の大使館、領事館のオフィシャル情報をご確認くださいね。
在京タイ王国大使館
大阪総領事館

今後の見通しは?

タイ現地に住む我々でも確かな情報を掴むことは難しく、数週間前までは「年内は観光客を受け入れない」報道もあったものの、ここ数日では「観光地では受け入れる見当がされている」などの情報もちらほらと出てきていたりもします。

例えばプーケット等のリゾート地では観光と隔離の両立を目指し、条件を設けて(例えば滞在中は施設内で隔離を行うなど)の受け入れを検討しているようですが、これもまだ定かではありません。

このように日々情報は変わるので、早くタイに渡航し働きはじめたい方々にはなかなか歯切れよく言い切ることができずもどかしい思いではありますが、また就労関連で変更があった際には、なるべく更新していきたいと思いますので、ぜひチェックいただければと思います。